フリーランスとフリーターの違いとは?自由業のメリット・デメリットをわかりやすく徹底解説!
こんにちは、フリーライターのくぼ(@kubocchi_rgb)です。
「将来的にフリーランスで働きたい」
「フリーランスに憧れます」
そんな方も少なくないのではないでしょうか。
価値観が多様化してきた現代では、正規雇用が正解という以前の風潮は薄れてきています。
フリーランスとして働く場所も給与も自分で決めていきたいという方も増えてきています。
ですがフリーランスとは一体どういう状態のことを指すかご存知ですか?
「フリーランスとフリーターの違いがわからない」という声も。
今回は増加してきているフリーランスの基本について、メリット・デメリットを交えてお届けします。
将来フリーランスを目指したいという方は、その基本や現実を知ることでイメージが湧くと思います。
あなたの将来の働き方に参考になって頂ければ幸いです。
フリーランスとは
「フリーランスって何ですか?」
と聞かれてズバリ答えられる人はどれくらいいるでしょうか?
「自由に仕事ができる」
「会社に行かなくて良い状態」
「カフェで仕事ができる」
様々な意見があるかと思います。
フリーランスとは何なのか、フリーターとの違いも例に挙げて見ていきましょう。
企業と雇用契約
個人やチーム(複数)で企業や団体などと直接契約を交わして活動をしている人をフリーランサーと呼びます。
「自由に仕事ができる」ということは半分正解で半分不正解という部分があります。
直接契約をしていますが、雇用関係にはありません。
つまり、会社員のように毎日9時に出社して8時間の拘束時間などの縛りがありません。
その分、時間で給料が決まるわけではないので成果が求められます。
その成果が報酬となりますので、時間や場所が自由になる反面、確実な成果が求められる生き方となります。
フリーランスとフリーターの違いとは?
「フリーランスとフリーターの違いが分からない」という方もいるかと思います。
人は経験したことがないものは基本的に分からないですからね。
先ほども記載しましたが、フリーランスは契約はしますが雇用関係ではありません。
一方フリーターは
日本で正社員・正職員以外の就労形態(契約社員・契約職員・派遣社員・アルバイト・パートタイマーなどの非正規雇用)で生計を立てている人を指す言葉。
中学校卒業義務教育課程修了後の年齢15歳から34歳の若者が対象。
引用元:ウィキペディア(フリーター)
とあります。
注目したいのは「雇用」という言葉。
フリーターは会社と雇用関係にあります。
つまり違いはこういうことになります。
・フリーランス:雇用関係なし
・フリーター:雇用関係あり
雇用関係の有無がフリーランスとフリーターの違いになります。
派遣社員や契約社員もフリーターと呼ぶことは意外でしたが、そのような定義になっています。
フリーランスになるために
ではフリーランスになるにはどうしたら良いのでしょうか?
実はフリーランスになるには法的な手続きは特に必要ありません。
フリーランスと名乗れば大丈夫です。
ですが、多くの場合は個人事業主となります。
これは税金面での優遇があるためで開業届を提出して個人事業主になることが一般的です。
個人事業主=フリーランスではなく、個人事業主という働き方の中にフリーランスという働き方があるものだと思って下さい。
お店の店主さんは個人事業主のことが多いですが、企業と契約をして収入を得ているわけではないですからね。
フリーランスのメリット・デメリットを徹底解説!
将来フリーランスを目指す方も、すでにフリーランスになっている方も改めてメリットやデメリットを知っておきましょう。
知っておくことで心構えやマインドセットができますので、基本を知っておくことは重要です。
フリーランスのデメリット3つ
フリーランスとして生きていくにはメリットもあれば、当然デメリットもあります。
何事もメリットだけ、デメリットだけということはあり得ませんからね。
まずはデメリットから見ていきましょう。
収入が安定しない
1つ目は収入面。
企業と直接雇用の関係にはないため、契約を打ち切られた瞬間に収入源がなくなります。
会社員のように別の部署に異動して別の仕事をさせてもらうということはありません。
そのため、どんなに高額な収入を取っていたとしても一夜で0になる可能性があります。
契約があればまだ良いですが、契約が取れないとなると収入のあてがありませんので報酬が激減してしまいます。
モチベーションとの戦いが大きい
2つ目はモチベーションについて。
作業場所や時間が自由な反面、一人で黙々と作業をするということが多くなります。
そのためモチベーションの維持が難しくなる場合もあります。
仲間がいない環境での作業継続は相当自立心や責任感を試されますので、フリーランスを目指す方は一人作業に慣れておきましょう。
社会的信用がない
3つ目は社会的信用がないということ。
サラリーマンであれば定期的な収入が見込めますので社会的信頼があります。
クレジットカードの申し込みや、ローンを組む際には社会的信用が大きく関わってきます。
引越しの際の賃貸審査さえも通りにくくなってしまいますので、独立直後の引越しは難易度がグッと上がってしまいます。
クレジットカードの作成や引越しなどは独立前に済ませてしまいましょう。
フリーランスのメリット3つ
続いてフリーランスのメリットを見ていきましょう。
デメリットと同じように、メリットも3つ存在します。
デメリットを知ったところでメリットもしっかり押さえておきましょう!
仕事を自分で選択できる
まず1つ目は仕事を選択できるという点。
これはフリーランスを目指す人であれば誰もが心に抱いているものではないでしょうか。
契約先の企業・会社は自分で選択できますし、割に合わない仕事は拒否もできます。
人間関係も選ぶことができる
2つ目は人間関係。
仕事内容と同じくらい人間関係は大切です。
会社内の人間関係が苦痛という話はよく聞きます。
愚痴や悪口、噂に行きたくない飲み会の誘い。
自分のペースで働くため、そうしたストレスから解放されることになります。
収入に限界がない
3つ目のメリットとして収入が決まっていないこと、上限がないということです。
また、自分の強みをどんどん活かしていくことで収入をアップさせやすいことも大きなメリットです。
会社員では会社の業績や上司の評価がないと給料アップは難しいですが、フリーランスは自分の努力次第でどこまでも収入を増やしていけます。
月収7桁という方も決して少なくはありません。
僕も月収7桁を超えていた時期があります(小声)
自分の努力が収入に反映されやすいこともフリーランスのメリットです。
努力はもちろん大切ですが、自分の夢を実現するための努力かどうかが重要です。
夢の実現に必要不可欠な要素4つをこちらの記事でご紹介していますので併せてご覧ください。
フリーランスになったらやるべきこと
念願のフリーランスになった場合を想定しましょう。
会社員の時とはガラリと環境が変化します。
独立した際にやっておくべきことを順番に見ていきます。
税金・年金・健康保険の変更手続き
会社員時代は給料から天引きされていた税金や年金などを自分で払っていくことになります。
市区町村の役所にいき、国民年金や国民健康保険へ切り替えの手続きを行いましょう。
保険に関しては、任意ですが会社の保険に2年間は継続して加入することが可能です。
国民健康保険に切り替えるかは金額を比較検討して決めましょう。
開業届
「フリーランスになるために」の部分で触れましたが、税金面での優遇がありますので税務署に開業届を提出しておきましょう。
確定申告する際に優遇されますので個人事業主になることがオススメです。
まとめ
フリーランスで生きていると毎日が思い出級の日々を生きることもあります。
これからフリーランスを目指すという方は、独立後の自分の姿をイメージしておきましょう。
会社員時代とは働き方もお金の管理も違いますので、刺激的な日々になると思います。
「人生の質は思い出の数で決まる」
と僕は教わりましたので、フリーランスで生きていると毎日が思い出級の日々を生きることもあります。
ですが、それが人生の質を上げていくものだと考えています。
会社員とフリーランスのどちらが良い悪いではありませんが、どちらが自分の望む姿かを今回の記事をきっかけに考えてもらえたら嬉しいです。
なりたい自分をイメージしながら、毎日を思い出として語れるような日々を過ごしていきましょう!
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