FF10/ファイナルファンタジー10の名言!ルールーの言い訳厳禁な言葉3選
こんにちは、フリーライターのくぼ(@kubocchi_rgb)です。
僕はライターとしての活動と同時にYouTubeでゲーム実況やゲームプレイのチャンネルを運営しています。
好きなゲームの中のひとつに「Final Fantasy X(ファイナルファンタジー10)」通称:FF10というゲームがあります。
FF10は唯一感動して涙したゲームで思い入れの深いものでもあります。
その世界観から名言が生まれるのもFF10の特徴です。
今回はFF10に登場する黒魔道士ルールーの名言を取り上げてみたいと思います。
別キャラクターのワッカに対して、鋭い言葉を放つ印象が多いルールーですが、実際の生活をしている僕たちにも刺さる言葉があります。
冷静さが光るルールーの言葉はどんな名言があるのか、その言葉に触れてあなたの生活や現実が良いものに向かいきっかけになってもらえれば幸いです。
FF10(ファイナルファンタジー10)とは
2001年に発売されたRPG(ロールプレイングゲーム)のFF10。
2013年にはHDリマスターとしてPS3(プレイステーション3)でリリースされ、PSV(プレイステーションヴィータ)やPS4でもリリースされるほどの人気作となっています。
また、プレイステーションシリーズだけでなく2016年にはSteam(Windows版)が配信され、2019年にはNintendo Switch版やXbox One版もリリース予定です。
その人気ぶりは日本だけでなく海外からも人気を集めていて、全世界で1400万本以上出荷されている人気作でもあります。
日本を含めて世界中で人気を集める理由のひとつとして、FF10の世界観があると思います。
「スピラ」という世界が舞台になっていますが、この世界には
・文化の違い
・機械に対する考え方の違い
・人種問題
・「エボンの教え」という絶対的な掟
・全てを破壊する「シン」という存在
・人の生き死に
これらが中心となっています。
ストーリー序盤から、人間関係を中心に内容の濃いストーリーを楽しめる作品になっています。
FF10の名言(ルールー編)
ルールーは物語序盤のビサイド島から一緒に旅をする黒魔道士と呼ばれる魔法使いです。
ビサイド島では、召喚士ユウナをワッカとともに妹のように可愛がってきました。
ユウナの姉のような一面もありつつ、ワッカには厳しくツッコむという冷静沈着なキャラクターです。
冷静な考えや鋭い視点から発せられる言葉は的を射てる言葉が多く、ワッカにはぐうの音も出させないときも。
冷静で鋭い視点を持つ彼女だからこその言葉は、心に刺さる言葉が多めです。
実際の生活にも使える心に刺さるルールーの名言はどのようなものがあるか見ていきましょう。
FF10ルールーの名言1
【死者は迷うのよ 死んでしまったのが悲しすぎて 自分の死を認めようとしない もっと生きていたいと願いながら まだ生きている人間をうらやむ 死者は生きている人間がうらやましい その気持ちは やがてねたみや悲しみに変わる そういう死者の心がスピラにとどまると 命を憎む魔物となって人を襲う そんなの悲しいでしょう? だから「異界送り」をして 迷える死者を眠らせてあげるのよ】
少し長めのセリフですが、これはキーリカ島という島に到着するときに全てを破壊する「シン」がキーリカ島を襲い、破壊してしまいます。
このときに亡くなった人を召喚士ユウナが「異界送り」するシーンでルールーが発する言葉です。
これは「シン」の影響で亡くなった人に対する言葉ですが、実際の生活では亡くなった人ではなく、死んだようにくたびれた日々を送っている人に対しても響く言葉です。
くたびれて生きている人は、楽しそうに日々を生きている人をうらやましがります。
かつて僕自身、ストレスを溜めすぎて心療内科のお世話になるほどメンタルを壊したことがありますが、そんなときに元気な人を見るや避けていました。
あなたも似たような経験があるかはわかりませんが、人をうらやむ気持ちが出てきたら注意が必要です。
ルールーの言葉にもありますが、うやらむ気持ちが嫉みや悲しみに変わって、人を襲う(人に対して攻撃的になる)のは悲しいものです。
異界送りはしないにせよ、死んだように生きていては嫉妬や悲しみの連続です。
どこか最近、人をうらやましがったり、悲しみを抱えていたり、人に対して攻撃的な気持ちに思い当たる節がある人はこのルールーの言葉を思い出してみましょう。
悲しい結果ではなく、嬉しい楽しい結果を得られるためにどうするかを考えて行動していきましょう。
FF10ルールーの名言2
【あんたがどんなに望んでも 誰もチャップの代わりにはなれない ジェクト様の代わりもどこにもいないし…… もちろんブラスカ様の代わりだってどこにもいない そんな考え方……悲しくなるだけよ】
これはワッカとルールーのやりとりの中での名言。
ワッカにはチャップという主人公ティーダに似た弟がいました。
ネタバレになってしまうので、詳細は控えますが、ルールーとチャップも特別な関係にありました。
そんなチャップは「シン」との戦いで命を落としてしまいます。
ワッカはその出来事がずっと受け入れられず、ティーダの姿や話を聞いて
「いつかチャップは戻ってくるのでは」
「ティーダがチャップの代わりになってくれるのでは」
そのようなことを考えていました。
ストーリーの中で、ティーダが1000年前に滅んだとされるザナルカンドから来たという話を聞いて、信じないながらもワッカが
「『シン』にやられた人間は 死ぬんじゃなくて…『シン』の魔力で1000年前だか後だかの世界に運ばれるのかなって…んで ある日突然ひょっこり帰って来たりしてさ…」
とチャップが戻ってくることをどこかで期待してる描写があります。
それに対してルールーが
「いつもながら感心するわね 自分をだます方法を 次から次へと考えつくから感心すると言ったの」
「あんたの弟は…二度と帰ってこない」
「それからね これも言っておくわ」
というセリフの後にルールーが言い放つ名言が「あんたがどんなに望んでも〜」というセリフです。
自分にとって受け入れがたい現実があったとしても、それを受け入れないことには前に進まないということを鋭く突いてくるルールーの名言。
誰もが
「あのときこうしていれば」
「もしかしたら…」
という「たられば」に引っ張られることがあると思います。
ですが、現実から目を背けても事実は事実です。
ルールーとチャップは特別な関係でしたが、チャップを失ったルールーの悲痛の叫びと、現実を受け入れて前に進もうとしていることがわかるやり取り。
このときのワッカのように「もしかしたら」という「たられば」ではなく、ルールーのように辛くても現実を受け入れて歩んでいきたいですね。
そして、誰もあなたの代わりになることはできないので、あなた自身も唯一の存在であるあなた自身を大切にしていきましょう。
FF10ルールーの名言3
【じゃあ逃げる?】
これはユウナの旅の最終目的地ザナルカンドにて「シン」を倒すための唯一の手段である究極召喚を手に入れるかどうかで、そのカギを握るユウナレスカと対決するシーンでのセリフです。
流れとしては
ワッカ「ユウナレスカ様と戦うってのか? 冗談キツイぜ……」
ルールー「じゃあ逃げる?」
ワッカ「へっ! ここで逃げちゃあ……オレぁ オレ自身を許せねえよ。たとえ死んだってな!」
ルールー「……同じこと考えてた」
という会話の中の一言です。
厳しい現実に逃げたくなることもありますが、どうしても手に入れたいものがある場合は逃げずに立ち向かっていくことが重要です。
ただし、理想のものや理想の現実が手に入らないものは積極的に逃げましょう。
成長や挑戦には壁がつきものです。
その壁に心が折られそうになったときはルールーとワッカのこのやり取りを思い出してみてください。
自分で自分を許せる行動を取っていきましょう。
今回は冷静沈着な黒魔道士のルールーの名言をピックアップしました。
同じく冷静なキャラクターであるアーロンの名言を別記事で紹介していますので、女性のルールーと男性のアーロンでどのような違いがあるかを比較してみるのも面白いですのでチェックしてみてくださいね。
FF10は子どもよりも大人向けのゲーム!?
ゲームは若い人がするものと思っている人もいるかもしれませんが、今の時代の現役世代は特にゲームを知っている世代です。
60歳の人でも30年前にはファミコンがあったような世代ですからね。
YouTubeでゲーム実況をしていても、幅広い世代からコメントをいただきます。
FF10はその世界観の深さから大人向け、大人にオススメのゲームだと。
考えさせられるワッカとルールーのやり取りは、ゲームの随所で見られます。
今回紹介したルールーのセリフが出てくるシーンの動画を紹介しますね。
あなた自身は、この頃のワッカのようになっていないか、話の流れも見ながら自分ごととして楽しんでもらえたらと思います。
色々考えさせられる会話が見られる他のシーンの動画はこちらからチェックできます。
今のあなたにしっくりくる名言を探してみてくださいね。
僕のチャンネルではプレイ動画を配信していますが、実際にプレイしてみるとより感情移入しやすいのでオススメです。
物語を楽しみながら、しみじみ感じてみる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
他のキャラクターに比べてセリフが少なめなルールーですが、その分鋭い言葉を投げかけてきます。
優しい言葉や気の利いた言葉も大切ですが、ときにはルールーのようにストレートな表現だからこそ考えさせられることもあります。
ワッカとルールー、そしてチャップとの人間関係も魅力のひとつですので、ぜひプレイしてみることをオススメします。
ワッカとルールーは口喧嘩のようなシーンもありますが、それだけ本音で関わっているとも言えます。
実際の生活でも、本音で接してくれる人の存在はありがたいものですので、ルールーの発言やワッカとの関係性から、本音で生きる道を歩んでいきましょう。
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