三国志の名言!ビジネスシーンに使える三国時代の知恵とは
こんにちは、フリーライターのくぼ(@kubocchi_rgb)です。
「歴史が好き」
「戦国時代が好き」
「古典が好き」
小説や漫画、ゲームでも人気がある歴史。
中でも「三国志」は歴史の中でも人気の物語です。
三国志は小説や漫画、ゲームでも様々な作品があります。
僕自身も横山光輝さんの三国志(全60巻)を全部読んだり、三国志のゲームなどもやっていました。
そして三国志には現代のビジネスにも活用できる名言・知恵の宝庫でもあります。
今回は人気作品の三国志をテーマに、現代のビジネスシーンでも使える名言をご紹介したいと思います。
何かと辛いことやピンチのある社会ですが、戦国時代を生き抜いていた三国時代の知恵を借りて、前向きに生きていくための活力になればと思います。
三国志とは
三国志は人気作品のため、知っている人も多いかと思います。
ですが、知らない人もいると思いますので、三国志の世界観をご紹介しておきます。
三国志は西暦180年頃から280年頃までの中国の群雄割拠時代を描いたものです。
「三国志」とは、魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の三国が争覇した、三国時代の歴史を述べた歴史書である。
出典:三国志(ウィキペディア)
三国志といえば魏・呉・蜀の三国の争いが有名ですが、国を治めている王国の衰退や民衆の反乱、三国の戦略、人間同士のエピソード、様々な魅力が詰まっています。
戦国時代という背景もあって、生きるか死ぬかはもちろん、国単位で見れば生きるか滅ぶかという時代の中で生まれた考えや戦略、考え方、言葉は平和な現代でも通用します。
三国志の時代に生まれた、現代やビジネスシーンでも使える名言を見ていきましょう。
今のあなたにぴったりの言葉がきっとあるはずですので、参考にしてみてくださいね。
僕自身が三国志に出会ったきっかけの作品でもある横山光輝さんの漫画版三国志ですが、読みやすく三国志の世界に入りやすいので、読んだことがないという人は漫画版も楽しんでみると気軽に三国志の世界にどっぷりとハマるはずですのでおすすめです。
ビジネスシーンに使える三国志の名言
三国志の世界では魏・呉・蜀の3つの国がそれぞれの想いを抱きながら天下統一を目指していました。
各国にはリーダーもいれば知恵・戦略を練る軍師、先頭に立って敵陣を切り抜ける武将と様々な立場があります。
三国志各国の発言を国別に見ていきましょう。
三国志・魏の武将の名言
ここでは曹操(曹孟徳)が作り上げた魏の国の武将の名言をご紹介します。
曹操
「他人の商度、人の意の如きは少なし」
これは「他人の意見は当てにならない」という意味合いです。
情報化社会と言われる現代ですが、情報だけでは真実はわかりません。
実際に自分で足を運んで自分の目で確かめることが重要です。
噂や情報に惑わされずに、自分の目で確かめる癖をつけましょう。
仕事でも、しっかり自分なりの根拠を持つことが信頼を築く上で重要です。
郭嘉
「兵は神速を尊ぶ」
魏書・郭嘉伝にある言葉ですが、戦いにおいては迅速に事を運んだ方が良いという意味。
戦国時代のような戦いはないかもしれませんが、忙しい現代はある意味では戦いの日々です。
仕事でも約束事でも後回しにしていては自分の首を締めてしまいます。
何事も迅速に事を済ませていきましょう。
三国志・呉の武将の名言
ここでは孫権(孫仲謀)が作り上げた呉の国の武将の名言をご紹介します。
孫権
「その長ずる所を貴び、その短なる所を忘れる」
人を育成するときに長所を伸ばして短所は忘れるというもの。
人間関係では人の短所に目がいきがちですが、部下を育成する場合には短所ではなく長所を見て伸ばすという意識を持っていきましょう。
部下がいなくても、人間関係を円滑にするには人の長所に注目をすることが重要です。
欠点を見てくるよりも長所を見てくれる人の方が、関わっていて嬉しいですからね。
周瑜
「何事もその基は人です。人を得る国はさかんになり、人を失う国は亡びましょう」
組織を強いものにしていくには人がベースになるということ。
人を大切にしない組織は、ゆくゆくは滅んでしまうという意味です。
結果ばかりに焦点を当てるチームもありますが、人を大切にしてこそ結果を出すことができます。
強い組織を作っていきたい場合、強い人間関係を作っていきたい場合は、人間をしっかり大切にしていきましょう。
三国志・蜀の武将の名言
ここでは劉備(劉玄徳)が作り上げた蜀の国の武将の名言をご紹介します。
劉備
「悪、小なるをもってこれをなすなかれ。善、小なるをもってこれをなさざるなかれ。ただ賢、ただ徳、よく人を服す」
これは小さな悪行であったとしても行ってはいけないという言葉。
人の目があってもなくても、自分の行動は変えず善行を行っていくことが重要です。
環境や相手によって態度や行動を変えている人間は信用できませんからね。
良い人格を形成するにはわずかでも悪行を行わず、善行を積み上げていきましょう。
諸葛亮
「泣いて馬謖を斬る」
これは言葉というより場面でもあるのですが、諸葛亮には手塩にかけて育てた弟子のような存在の馬謖(ばしょく)という人物がいました。
諸葛亮が魏を攻めた際に馬謖が命令を無視して大敗を喫するという出来事がありました。
この件で、軍規を守るために諸葛亮は馬謖を処刑し全軍に詫びました。
ビジネスにおいてはどんなに仲が良くても、ルール違反には私情を挟まずに心を鬼にすることが重要ということです。
私情を挟んでルールを見逃していては、人としての信頼も落ちてしまいます。
どんなに仲が良くても、ルールや約束はしっかり守っておきましょう。
特に会社員におすすめのコミュニケーション能力を上げる方法を別記事でご紹介しています。
リーダーシップだけではなく、コミュニケーション能力を高めたい人は参考にしてみてくださいね。
まとめ
三国志の世界や名言には、他にも使える名言は数多くあります。
今回はビジネスシーンに使える三国志の名言をピックアップしました。
あなたのビジネスシーンで使える名言はありましたか?
最近、最新の考えを学ぶことも大切ですが、歴史から学ぶことも大切です。
戦国の時代を生き抜いていた極限状態の知恵から、何かと大変な現代社会を生き抜いていきましょう。
※※※ブログランキングに参加しております。この記事がよかった、役に立ったと思う方は応援よろしくお願いします!※※※
クリエイティブライフランキング
FORM