貧乏生活直通!?ハマると怖いパーキンソンの法則の意味と対策は
こんにちは、フリーライターのくぼ(@kubocchi_rgb)です。
「給料日前になるとお金がない」
「気がついたら貯金がない」
「貧乏生活から抜け出したい」
このような思いや経験はないでしょうか?
僕自身、サラリーマン時代に派遣社員さんをまとめる立場を経験したのですが、一緒に働いていたほとんどの人が「気がついたらお金がないんだよね」と話していたのを覚えています。
知らず知らずのうちにお金がなくなっている人には共通点があります。
それは「パーキンソンの法則にハマっている」というものです。
投資家の方から教わったのですが「法則」という点がポイントです。
副業などで稼ぎを増やすことも重要ですが、この法則を知っておかないといつまでもお金を失う貧乏生活から抜け出せません。
今回はあなたを知らないうちに貧乏生活へ陥れてしまう「パーキンソンの法則」についてお届けします。
いつの間にかお金がなくなってしまうという現象の打開に役立てていただけたらと思います。
貧乏・貧乏生活とは
貧乏という言葉を聞いたり使ったりしたことはあるかと思います。
しかし、貧乏という意味をそもそも考えたことはあるでしょうか?
貧乏の意味をちゃんと知っておきましょう。
貧乏(びんぼう)(英語:poor)とは、財産や収入が少なく生活が苦しいこと。貧しいさま。貧困より生活には困窮していない。
出典:ウィキペディア(貧乏)
このように貧乏は定義されています。
財産や収入が少なく生活が苦しい状況ということは、財産や収入を増やせばその状態は脱出できるということです。
ですが、気がついたらお金がないという状況の人も少なくないと思います。
財産(資産)=収入ー支出です。
財産が少ない状態が貧乏ということは収入をあげるか支出をさげる、その両方をやることが重要になってきます。
では、投資家さんから教わった貧乏生活に陥ってしまう誰もがハマる法則について見ていきましょう。
パーキンソンの法則の意味
誰もがハマってしまう法則とは「パーキンソンの法則」になります。
これは、1958年にイギリスの歴史・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンさんが発表した著作「パーキンソンの法則:進歩の追求」の中で提唱された法則です。
この法則は「仕事」と「お金」についての2つの法則が存在します。
仕事は副業なども該当しますので、自分の作業に当てはめて考えてみてくださいね。
パーキンソンの第1法則
第1法則は仕事や作業にまつわる法則で
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
というもの。
これは会社員の場合、残業がこれに当たることが多いです。
1時間で終わらせることができるボリュームの仕事量なのに、締め切りまで3時間あると完成まで3時間かかってしまうというもの。
つまり、締め切りまでの時間を全て使ってしまうということです。
学生時代の夏休みの宿題がギリギリになってようやく取り掛かるのもこの法則にハマっていた状態です。
「まだ時間がある」が魔法の言葉で、ここに甘えていてはどんどん作業が後ろ倒しになっていきますので注意しておきましょう。
パーキンソンの第2法則
第2法則はお金にまつわる法則で
「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」
というものです。
これは仕事の第1法則よりもわかりやすい内容ですよね。
そのままですが、支出の金額は収入の金額まで膨張するという法則です。
月収が手取りで25万円の場合、月の支出の金額も25万円になるというものです。
給料日前に「お金がない」と言っている人はまさにこの法則にハマっています。
この法則の怖いところは、現在が貧乏生活だとして収入を増やそうと副業を頑張って、収入をあげたとしても、手元にお金が残らないということです。
副業を頑張って、月収手取りが40万円になったとしても月の支出が40万円になるだけで結局資産は0円になってしまいます。
この法則を知っているかいないかで、今後の人生が大きく変わってしまいます。
単純に収入をあげるだけでは貧乏生活は抜け出せませんので注意しましょう。
パーキンソンの法則への対策
パーキンソンの法則の第1法則と第2法則の両方にハマってしまうと、もれなく「貧乏暇なし」の状態になってしまいます。
しかし、法則というものは誰にでも当てはまるので法則と言います。
地球上にいて、あなたの周りだけ万有引力の法則が働いていないということはありませんよね。
つまり、あなたも知らず知らずのうちにパーキンソンの法則の中にいるということです。
全員がこの法則の中にいても、裕福な人もいれば貧乏な人もいます。
先ほどもお伝えしましたが、収入が多いから大丈夫ということではないわけです。
ではこの法則への対策はどうしたら良いのでしょうか。
その対策についてお伝えしていきます。
作業量にあった時間を決めておく
法則に対抗するにはルールを決める・仕組み化をしておくしかありません。
これは第1法則に対する対策ですが、作業量にあった時間をあらかじめ決めておくことです。
「作業量にあった」という点がポイントです。
時間ありきの設定では、締め切りギリギリまで時間を使ってしまいます。
1時間の作業量であれば1時間という設定をしておきましょう。
「最低限の締め切りが18:00だから少し余裕を持って17:45までに終わらせればいい」
と考えた場合、おそらく17:56あたりに作業を終わらせることに必死になっているはずです。
時間ベースではなく、作業量ベースで時間を設定していきましょう。
貯蓄する金額・割合を決めておく
これは第2法則への対策です。
給料日前に「お金がない」という人はだいたい次のような式で資産を残そうとします。
「収入ー支出→残りを貯蓄」
支出の額は収入の額に達するまで膨張するのでこれでは貯蓄(資産)はほぼ0のままです。
一方で資産を積み上げていける人の貯蓄法は
「収入ー貯蓄→残りで生活」
という方法。
これがパーキンソンの第2法則に対する対策になります。
この例からもわかりますが、最初に貯蓄に回す金額や割合を決めておけば、必ず資産は増えていきます。
最初に貯蓄するわけですからね。
「そんなのわかってるよ」と言っているほど、このルールから外れてパーキンソンの法則とお友達になっていますので気をつけておきましょう。
投資家さんからは貯蓄に回す金額の割合は20%と教わりました。
収入が手取り25万円の場合は
貯蓄:5万円
生活費:20万円
ということになります。
これを12ヶ月続ければ1年で60万円が貯まることになります。
サラリーマンであればこれにボーナスが、副業をしている人は副業分が上乗せされると思うと少しワクワクしてこないでしょうか。
法則に対抗するにはルールを守ることが必須ですので、貯蓄に回す金額や割合を決めておきましょう。
仕事においても資産の積み上げにしても、結果を出す人とそうじゃない人の差についてこちらの記事でまとめています。
パーキンソンの法則に対抗しながらあなた自身の望む結果を獲得するための参考にしてくださいね。
まとめ
普段から特に何も意識せずに何気ない日々を送っていると、知らない間にパーキンソンの法則とに確実にハマります。
仕事でも副業でもダイエットなどでも結果を出す人はルール作りとそのルールを守ることを徹底しています。
もちろん人間は完璧ではないので、決めたルールを全て守ることは難しいかもしれません。
しかし「ルールを決めていて守れない」状況は守るために改善を行えば良いだけです。
厄介なのは法則にハマっていることすら知らないことです。
「無知は罪」という言葉を教えてもらったことがありますが、まずはパーキンソンの法則があるということを知っておきましょう。
知った上で自分の望む結果のために対策を打って実践あるのみです。
今日この瞬間から貧乏生活脱却に向けて、パーキンソンの法則に対抗していきましょう。
あなたの得たい結果への近道になるはずです。
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