YouTubeでライブ配信を行うことのメリットとデメリット!実際にやってみての驚きの結果を大公開!!
こんにちは、フリーライターのくぼ(@kubocchi_rgb)です。
僕はライターとして活動をしつつ、YouTubeでゲーム実況チャンネルを運営したり、TwitterなどのSNSを運用中です。
今回はここまで約1年(2019年6月現在)YouTubeでゲーム実況をライブ配信で行ってきて感じたことを綴ります。
なんとなく予想はしていましたが、改めて見ると衝撃でした・・・!
ライブ配信にはメリットもあればデメリットもあると、配信者・チャンネル運営者目線でお届けしていきます。
すでにYouTubeでライブ配信をしている人や、これからライブ配信をしている人、ゲーム実況をしている人は参考にしてもらえたら幸いです。
YouTubeでライブ配信をするメリット
僕自身、ゲーム実況チャンネルを立ち上げたのは2018年7月です。
そこから、ほとんどライブ配信を中心にチャンネル運営をしてきました。
ほとんどライブ配信をしてきましたが、YouTubeでライブ配信をするメリットについてお伝えしていきます。
視聴される可能性が高くなる
YouTubeでチャンネルを立ちあげた直後は、チャンネル登録者もおらず、チャンネルパワーと呼ばれるチャンネル自体の力がありません。
YouTube的に、チャンネルパワーがあるチャンネルや再生回数の多い動画の露出が増えます。
つまり、チャンネルパワーがあるチャンネルは再生されやすく、チャンネルパワーがないチャンネルはほぼ再生されません(露出がありません)。
しかし、チャンネル登録者が少なく、チャンネルパワーがない場合でも、露出を増やす方法があります。
それがライブ配信です。
これは、かつてYouTubeが公式に発表していたことで
「ライブ配信は上位に表示する」
というものがありました。
このセミナー動画を見ていたのですが、ライブ配信をすると検索結果に対して、動画よりもライブ配信の方を優先して上位に表示するとの発表が。
つまり、検索されるような人気の作品でライブ配信をすれば、チャンネル登録者が少ない状態でも視聴される可能性が高くなります。
また、これは感覚的なものですが、ライブ配信中のコメント欄が活発な方が露出が増える傾向にあると感じています。
(ライブ配信の際はぜひ挨拶でも雑談でもコメントいただけると配信者がとても嬉しい)
チャンネル登録者が少なくチャンネルパワーがない場合、視聴される可能性をあげるためにライブ配信を行うことは効果的で大きなメリットと言えるでしょう。
視聴者さんとコミュニケーションが取れる
ライブ配信の醍醐味は、視聴者さんとリアルタイムでコミュニケーションが取れることです。
ライブ配信を行うことで、一緒に楽しむことができるのは大きな楽しみ。
ゲーム実況の場合は、知恵を出し合いながら楽しむということもできますからね。
視聴者さんも、配信者とコミュニケーションを取れることは大きな楽しみにもなります。
実際にチャンネル運営者がどんな人なのかが見えてくるのも醍醐味の一つ。
リアルタイムでコミュニケーションを取ることは、動画投稿ではできないことですので、ライブ配信ならではのメリットです。
固定のファンがつきやすい
ライブ配信を行っていくと、徐々に毎回配信に来てくれる人が生まれます。
配信者としてはとても嬉しく心強い人たちです。
ライブ配信は、不定期にやるよりも、固定の曜日や時間で行うと、固定のファンがつきやすくなります。
「水曜日の21:00に配信がある」
というように予定がわかっていれば、視聴者さんもライブ配信にきやすくなりますからね。
ですので、ライブ配信を行う場合は、なるべく固定の時間で配信を行うと良いでしょう。
チャンネルが育ってきて、ファンが多くついてきたら配信時間を変更するというのも一つの手です。
これらがYouTubeでライブ配信を行うことで得られる大きなメリットになります。
YouTubeでライブ配信をするデメリット
YouTubeのライブ配信だけでなく、どんな物事にもメリットがあればデメリットもあります。
ここからは、ライブ配信を行うデメリットについても見ていきましょう。
本質を理解するためには、物事の両面から見ることが大切ですからね。
腕が技量が問われる
ライブ配信は読んで字のごとく生放送です。
つまり、やり直しや編集が一切効きません。
リアルタイムで様々な腕が問われます。
・トークのうまさ
・コメントへの返し
・ゲームの腕前(ゲーム実況の場合)
これらが露骨に出ることになります。
チャンネル登録者の多い、大手のチャンネルはトークがうまいことがほとんどです。
その面白さにチャンネル登録したり、ライブ配信に訪れるという流れ。
ゲーム実況の場合も、トークがうまいことや、ゲームがうまいチャンネルがチャンネル登録者を伸ばしています。
そのため、トークに自信がない、ゲームに自信がない、配信することに慣れていないうちはライブ配信に対する恐怖や緊張が優ってしまいがち。
リアルタイムで様々な腕を試されることはライブ配信のデメリットの一つと言えるでしょう。
コメントへの返しが不安という人は、動画のアップロードでのコメント返しやプレミア公開を活用して慣れていくことがおすすめです。
アーカイブが視聴されない(再生回数が増えない)
YouTubeでチャンネルを運営していく中で、重要なことの一つに「再生回数」があります。
再生回数が多い動画の方が露出は増えますし、動画を見る側にしても
「再生回数が多い方が、それだけ再生されているから面白い」
という心理が働きます。
そして、ライブ配信を行ったあとはアーカイブ(生放送の録画版)が残せますが、これはよほどの人気チャンネルじゃない限り再生されることはほとんどありません。
ライブ配信の時間にもよりますが、ライブ配信は数時間行うことが多いです。
アーカイブとして動画が残ったとしても、数時間の動画をじっくり見ようという人はあまりいません。
通勤・通学時間などでは時間的に見きれませんからね。
僕は、ライブ配信を主に行ってきましたが、アーカイブで再生回数が伸びたという動画はありません。(数再生ずつ伸びているものはありますが)
実際に2019年6月現在で、僕のチャンネルの人気動画(再生回数順)は次のようになっています。
上位4位までは全て録画版の動画。
時間も数分から15分くらいまでの動画です。
この結果からも、ライブ配信のアーカイブはのちに再生されないことがわかります。
つまり、ライブ配信中以外に再生回数が伸びないということになってしまいます。
これはチャンネルを育てる上ではデメリットになりますので注意が必要です。
視聴者維持率が低くなる
YouTubeでチャンネル運営をしていく上で、大切なことの一つに「視聴者維持率」というものもあります。
これは、動画やライブ配信をどれくらいの時間視聴し続けてもらえたかという数値です。
例えば、10分の動画を7分見てもらえれば視聴者維持率は70%とということになります。
これは諸説ありますが、僕なりの見解では
「視聴者維持率が高いチャンネルをYouTubeは評価している」
と考えています。
維持率が長いということは、それだけ内容のある動画、楽しまれている動画となりますので、動画を提供する側(プラットフォーム側)としては、しっかり見られている動画をプッシュしたいはずです。
しかし、ライブ配信のアーカイブの多くは長時間の動画です。
仮に2時間20分(140分)のアーカイブがあったとします。
その動画を、さっきと同じ7分視聴されたとします。
同じ7分視聴されたとしても、アーカイブの場合は視聴者維持率はたったの5%です。
(ドラゴンボールのラディッツに戦闘力を計測された村人なみです)
同じ時間を視聴されたとしても、アーカイブが多いと、視聴者維持率が全く上がらずYouTubeからのチャンネル評価が下がり、チャンネルの成長が遅くなると見ています(これは推測ですが)。
実際に、1年間ライブ配信を中心に行ってきた僕のチャンネルの視聴者維持率(直近28日間)はこちら!
なんと8.9%。
2桁切っているという絶望的な数字。
この視聴者維持率は高ければ高い方が評価されるはずですので、ライブ配信ばかりを行っていると、チャンネルが育ちにくく、評価されにくくなる恐れがあります。
YouTubeのチャンネル評価に関してはYouTubeにしかわかりませんが、提供側としては視聴者維持率が長いことに越したことはありません。
再生回数の伸びないアーカイブを消してしまうのも一つの手です。
ライブ配信を中心に行っている場合は、総集編の動画をアップしたり、録画版の動画を増やすなどして視聴者維持率を上げていきましょう。
規制の対象になる可能性が上がる
チャンネル運営をしていて恐怖なのは動画の削除やアカウントの停止。
つまり、チャンネルの削除です。
YouTubeのポリシーにそぐわない動画は削除されます。
大手YouTuberさんがポリシーに合わないとチャンネル削除となった例もあるくらいです。
そして2019年6月には、アメリカのYouTubeが
「13歳未満の子どもによる、単独でのライブストリーミングを禁止。成人以上の同伴者がいる場合にのみ、配信を認めるものとする。」
という発表をしています。
子どもでも人気のYouTuberやゲーム実況者などはいますが、今後は保護者同伴じゃないと規制される(チャンネル削除)対象になってしまいます。
これはお子さんがいるチャンネルの場合ですが、ライブ配信中に、たまたま子どもだけになってしまったシーンがあったりすると規制の対象になる恐れも。
YouTubeは結構気まぐれな部分があるので、配信者の人は注意が必要です。
ゲーム実況でも、大人なシーンや下品なシーンが流れたとしてライブ配信が3ヶ月停止になったゲーム実況チャンネルがありました。
ゲームの場合は、先の展開がわからないゲームもありますので、意図せぬ形で規制対象になる恐れがあるため注意しておきましょう。
別記事では、PS4(プレイステーション4)を使ってYouTubeでライブ配信を行うために必要なもの、チャンネル運営での収益無効化になってしまう条件などをまとめています。
これからYouTubeチャンネルを立ち上げる人も、すでに運営している人も、大切なことですので一度チェックしてみてくださいね。
まとめ
YouTubeのライブ配信は楽しいものです。
メリット・デメリットをお伝えしてきましたが、僕の場合は1人でゲームをやるより、視聴者さんと一緒にやる方が圧倒的に楽しいです。
ライブ配信のメリットとデメリットを両方理解した上で、ライブ配信の数や動画投稿の数を考えていくと、より戦略的にチャンネル運営をすることができます。
チャンネル登録者を増やして、もっといろんな方と繋がっていきたいというのは配信者みんなの願い。
僕自身、今後もライブ配信も行いますが、動画投稿の数も増やしていこうと戦略を立てています。
ぜひライブ配信にきて、コメント欄を盛り上げてもらえたらとても喜びます。
僕のチャンネル「くぼっち Channnel」はこちら!
(パソコンの人はサイドバー、スマホの人は記事下にもチャンネルにアクセスできるバナーがあります)
ライブ配信のデメリットも把握しつつ、醍醐味も噛みしめながら、視聴者さんとともにYouTubeチャンネルを盛り上げていきましょう。
※※※ブログランキングに参加しております。この記事がよかった、役に立ったと思う方は応援よろしくお願いします!※※※
クリエイティブライフランキング
FORM