フリーランスはうつ病になりやすい?発症する前に気をつけるべき4つのこと
こんにちは、フリーライターのくぼ(@kubocchi_rgb)です。
僕は2017年8月からフリーランスとしていますが
「フリーランスは自由だ」
「フリーランスはストレスフリー」
このように思っている人もいるのではないでしょうか。
あるいは、フリーランスになったものの
「心が満たされない」
「もしかしたらうつ病!?」
と感じている人もいるかもしれません。
フリーランスは会社員と違って、基本的に自分の身は自分で管理するしかありません。
仕事を休んでも、別の誰かが代わりにやってくれることはまずありません(外注などは別ですが)。
今回は、実は多いと言われている「フリーランスのうつ病」について。
うつ病が発症する前に気をつけておくべきことをご紹介します。
フリーランスに憧れている人や、すでにフリーランスだけど心が満たされないという方は、心の健康を保つために参考にしてもらえたら幸いです。
サラリーマンでも使えるものもありますよ。
フリーランスがうつ病になる原因
フリーランスと聞くと、自由なイメージをする人も少なくないかと思います。
「会社員のように人間関係に悩まされることもない」
「嫌な人と仕事をしなくて良いからストレスフリー」
会社員の人はフリーランスについてこのように思うかもしれません。
僕自身もフリーランスですが、ストレスは正直に言って…あります。
人間ですからね。
一時期、ストレスから食欲不振や全身のじんましん、ぐっすり眠れないという症状に悩まされたことがあります。
自由のはずのフリーランスが、どのようにうつ病に近づいてしまうのか、その原因について見ていきましょう。
孤独感・ひとりぼっちと感じる
フリーランスは会社員のように決まった時間に決まった場所に行って仕事をするということが少ないです。
満員電車に押しつぶされるということが減りますが、そのぶん人と接する機会も大幅に減ります。
一日中、部屋で作業をして家から一歩も出ないということも珍しくありません。
こうした生活スタイルから、人とのコミュニケーションが減ってしまい
・仕事が友達
・仕事が恋人
このような状態になってしまうことも。
人は孤独と感じると元気がなくなります。
僕が全身のじんましんで悩まされたストレスの原因は孤独感でした。
たまたま送られてきた女性の友人のメッセージで、孤独ではないと感じ復活したという経験をしています。
フリーランスの人は特に、1人で作業をする機会が多いので、どこかで孤独を感じていないかチェックしてみましょう。
存在意義を感じにくい
会社員であれば、チームや部署という考え方があり、部署が違ってもランチを一緒に食べるということもあるかと思います。
仕事でも電話応対でもランチタイムでも、誰かにとってあなたが必要とされる場面が必ずあるということです。
しかし、フリーランスは仕事をこなすことがメインなので
「自分がいなくても」
「自分じゃなくてもいいのでは」
このように存在意義を感じにくくなります。
「誰かの代わりでしかない」と思うようになってくると仕事への意欲も下がってしまい、心も満たされない日々を送ることになります。
責任感
フリーランスは、生活、仕事、人間関係、お金の管理など全てを自分の管理下に置きます。
自由といえば自由ですが、うまくいかないときは全て自分の責任に。
世の中、自分の力だけではどうしようもないことも起こりますが、それさえも自分の責任と背負ってしまいます。
うまくいかないときに自分を責めすぎると、うつ病に近づいてしまうので、結果を自分でコントロールできるものとできないものをしっかり区別しないと危険なことに。
過重労働・休めない
会社員では
・残業
・過重労働
などが問題としてあがりますが、フリーランスはそのようなルール・規則は基本的にはありません。
仕事をする時間も休みも自由です。
ですが、成果を上げなければ報酬が得られませんので、短時間で終わることもあれば長時間かかっても報酬が0円ということも。
報酬を得るために、長時間仕事をする日が何日も続くということも珍しくありません。
長時間働いたから残業代が出るということも当然ありません。
毎日仕事をすることが当たり前となって、休めないという人も。
体と心の休息を取れないまま、自分からうつ病に歩み寄ってしまうことがあります。
フリーランスがうつ病にならないために
ここまでフリーランスがうつ病になる原因を見てきました。
うつ病や心身症などの精神的なストレスが原因で体を壊さないためにはどのようなことをしたら良いのか。
すでにフリーランスの人も、フリーランスを目指す会社員の人も参考にしてみてくださいね。
人と接する
僕が孤独感からストレスを溜めて全身にじんましんが出たように、孤独感がうつ病に繋がることもあります。
孤独感から解放されるには、人と接することが1番。
実際に会って話すことが1番ですが、なかなか時間が合わないときなどは、LINEやSNSなど、メッセージのやりとりでも孤独感を解消することができます。
僕自身はふと届いた友人のLINEのメッセージ1通で孤独感から解放されましたからね。
YouTubeや配信アプリのLIVE(生放送)を見に行ってコメントしてみるのも効果的。
重要なことは自分から行動を起こすということです。
孤独を感じて声がかかることやメッセージが送られてくることを期待しても、相手がエスパーでない限り伝わりません。
自分からコミュニケーションをとっていきましょう。
情報発信をする
フリーランスとして仕事をすると、業種によるところはありますが、基本褒めてもらうことは少ないです(会社員でもそうかもしれませんが)。
自分の存在意義が感じにくいと感じる場合は、仕事と割り切って情報発信(ブログやSNS)をやってみましょう。
悩みを発信することで、共感してくれる人もいれば、あなたの投稿した発言や記事で元気をもらえる人も出てきます。
そうすることで、あなたの存在意義もあがります。
また、自分にしかできないような仕事の成果を作ることも重要。
仕事をいただいている会社や人へ、あなたにしかできないような成果で
「私はこういう人ですよ」
という発信をしていきましょう。
ブログやSNSでの発信をしていくことで、自分をどう見せていくかのコツが掴めるようになっていくので一石二鳥です。
仲間を作る
僕なりにフリーランスの1番の辛さは共感・悩みの共有ができる人が少ないことです。
逆に言えば、共感や悩みを共有できる人がいると、とても心が楽になります。
これは会社員の人でも同じかもしれません。
フリーランスは収入が安定しないことがほとんどですが、収入が落ちたときの心細さ、辛さは、仲間がいるかいないかでストレス具合が全然違います。
フリーランスはフリーランスの仲間を作ると「フリーランスあるある」で共感ができますし、お互いの目標に向かって支え合っていくことも可能です。
フリーランスを目指す人も、すでにフリーランスの人も、支え合っていける仲間を必ず作っておきましょう。
ある程度の貯蓄をしておく
フリーランスは、いつどんなタイミングで収入を失うかわかりません。
先月まで契約していた仕事が今月で打ち切りになることも普通のことです。
仮に収入がなくなったとしても、数ヶ月生活できるほどの蓄えをしておけば、心に余裕が生まれます。
多くの仕事をこなして、一息つきたい場面があるかもしれませんが、羽目を外さない程度にして、蓄えもしっかり行っておきましょう。
フリーランスでお金がないときにとるべき行動を別記事でご紹介しています。
いざというときのために、すぐ取れる行動や、今のうちからできることなどを紹介していますので、もしものときのために参考にしてみてください。
まとめ
フリーランスは1人になる時間が多いので「孤独感」には要注意です。
自分の思考の癖は自分ではなかなか気がつかないもの。
そうしたときに、違う視点に触れるという意味でも仲間の存在が非常に大きくなります。
もし、孤独を感じて打ち明けられる人が多くないという人は、僕のYouTubeチャンネルに遊びに来てみて下さいね。
視聴者さんとコミュニケーションを取りながら、Liveでゲーム実況をして楽しんでいます。
気軽にコメントしていただけたら嬉しいので、ぜひ遊びに来てみて下さいね。
また、仕事ばかりと感じている人も、あなたの頑張りは必ず誰かが見てくれています。
孤独や存在意義の薄さ、その先にあるうつ病に負けずに、自分の理想を自由に思い描いて、フリーランスという立場を思いっきり活かしていきましょう。
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