シナリオライターのなり方とは?普通のサラリーマンがゲームシナリオライターになるまでの全てを一挙公開!

こんにちは、フリーライターのくぼ(@kubocchi_rgb)です。
僕は2017年の7月末に当時勤めていた通信建設業の会社を辞めサラリーマンからフリーランスとなりました。
そして、しばらくはフリーライターとして活動をしていましたが、2019年7月からはゲームシナリオライターとして仕事をすることに。
記事の執筆経験はありますが、シナリオを書いたことはなく、全くの経験0からのスタートです。
ですが、経験0からでもシナリオライターにはなれるということ。
今回は、Webライターからゲームシナリオライターのトライアル(採用試験)に合格するまでを、僕が実践をしてきたことを中心にお届けします。
これからゲームシナリオライターになろうとしている人、シナリオライターに興味があるひとは参考にしていただけたら幸いです。
シナリオライターの前はWebライターとブログ実践者
新たにゲームシナリオライターとして挑戦していくことになったわけですが、もともとシナリオライターになろうと思っていたわけではありません。
色々活動していくうちに変化していった形です。
ライティングを始めるきっかけとなった大元はサラリーマン時代に副業として始めたブログがきっかけでした。
給料が少なかったので、副業でブログをやろうとオンラインサロンに入ったことが全ての始まりです。
ブログは質の高い記事を書かないと読まれないし、価値がないと思っていた僕は、そのサロンでの手法に衝撃を受けたことが今でも印象に残っています。
僕がお世話になっていた(いる)プロ講師が運営するオンラインサロンは次のリンクから。
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僕の頃はなかった無料講座や無料プレゼントがあるので「あれ?」と思ってしまいますが、ライティングのきっかけを掴むにはおすすめです。
こうしてサロンに所属をしながら勉強(インプット)とブログ記事を書くというアウトプットを継続していくうちに、少しずつライティングの技術が上昇していきました。
3年くらい前に書いた記事を読むと、黒歴史レベルの記事だということがわかるので、確実に成長しています。
その流れで、このブログも立ち上げ、記事を更新していくうちにWebメディアを運営している人の目に止まって執筆依頼を受けてWebライターとなったわけです。
こうしてごく普通のサラリーマンから、フリーランスのライターに転身していきました。
ゲームシナリオライターに挑戦するまでの経緯
もともと副業でブログを書き始めて、Webライターとなりましたが、なぜゲームシナリオライターを意識するようになったのにも経緯があります。
どのようにしてゲームシナリオライターに興味・関心を持っていったのかをご紹介していきます。
ゲーム実況を見てゲーム熱が上昇
ゲームは子どもの頃から興味がありましたし、実際にプレイもしていました。
しかし、社会人になると忙しさからゲームからは離れることに。
やりたいけどできないというよりは
・ゲームに割く時間がなかった
・勉強(副業)を優先していた
などがあります。
副業でブログをやっていたのもありましたし、仕事も0時近くに帰ってくるというのも日常的だったので、そもそものんびりゲームをするという時間がありませんでした。
時間があれば副業や勉強に時間を当ててましたからね。
ですが、ゲーム実況というジャンルがあるのをたまたまYouTubeを見てて遭遇し、自分でプレイしなくてもゲームの世界を楽しめると、ゲーム熱が高まっていきました。
今でも、某ゲーム実況者さんの動画はよく見ていますが、その方はドラゴンクエストや龍が如くシリーズ、絶体絶命都市シリーズなど、ストーリーやキャラクターのセリフが面白いものを選んで実況しています。
その影響で、キャラクターのセリフや世界観(ストーリー)に興味を持ち始めました。
ゲーム実況を実施して制作側に興味を持つ
ゲーム実況を見ているうちに
「ゲームっていろんな世代の人と繋がれるのでは」
「自分もやってみたい」
と思うようになり、2018年の7月にマリオカートをライブ配信しようと任天堂Switchを購入。
しかし、Switchを配信するにはキャプチャーボードとそれなりのスペックのパソコンが必要になることが判明。
(調べが足りなかっただけですが)
「20万円くらいは必要になるやん…」
と思い絶望していました。
実際の生活で友人のライブに行った時のこと。
同じ会場に来ていたゲーム好きの知り合いに配信のことについて聞いてみたところ
「それならPS4買えばいいよ。5万円くらいで配信もできるし」
という何気ないヒントからPS4を購入しゲーム実況を開始しました。
任天堂Switchは2019年6月現在、まだ封を開けていない状態です。
ドラゴンクエストシリーズの配信をしていると、ストーリーの面白さに大人になって改めて気がつくことに。
実況の中でセリフを読むので、セリフに関しても興味を持つようになっていきました。
こうしてゲーム実況をやっていくうちにゲームの制作側への関心が高まったわけです。
ゲーム制作会社のメディア担当者から執筆依頼
Twitterで「くぼっち@ライター×ゲーム実況」という名で活動をしていると、ある日突然、ゲーム制作会社のメディア担当者さんからDMがきて
「ブログを読ませていただきました。ぜひうちで執筆をお願いしたいのですが」
という内容でした。
DMで企業さんから仕事の依頼がくる時があるとは聞いていましたが、まさか僕にくるとは思ってもみませんでした。
これから就職を控えている人たち向けに、ゲームの良さやゲーム制作の楽しさを伝えるメディアでの執筆でしたので、ライターとしてもゲーム実況者としても、活動が実を結んで新しい仕事ができると心が踊った瞬間だったのを覚えています。
(結果的に1記事納品したらその後は仕事の依頼を保留されてしまいましたが…現在も保留中)
ですが、このこともきっかけの一つになり、ゲームを届ける側になりたいという思いが芽生えましたね。
ライターという言葉を使う仕事をしているので、言葉とゲームの仕事と考えたときにシナリオライターに行き着くことになりました。
たまたま出会ったゲームシナリオライター求人
ゲームシナリオに興味を持ったとはいえ、何から始めたら良いかもわからず、このタイミングでは
「興味はあるけど仕事にはできない」
という思いがありました。
実績も経験も、勉強したことすらなかったですからね。
ですが、フリーランスという生き方をしているので
「もっとお金を稼ぎたいな」
という思いから、ライターをメインに仕事や求人のチェックをしていました。
するとたまたま
「未経験からOK!ゲームシナリオライター募集!!」
という求人が。
求人の内容を見て「面白そう」と思いましたが、トライアル(試験)があり、試験に受かった人が仕事や研修を受けられるというものでした。
就職試験みたいなものですね。
ただのライター×ゲーム実況者で、シナリオを書いたことのない僕は自信はなかったものの、応募してゲームシナリオ業界に挑戦をすることにしました。
このように、サラリーマンから副業ブログ、ライター、ゲーム実況者、ゲームシナリオライターに挑戦と移っていったわけです。
ゲームシナリオライターの試験にまさかの合格
ゲームシナリオライター募集の求人に応募し、シナリオ作成のトライアルに挑むことにしました。
が、シナリオは全くの未経験。
試験課題として、仮想スマホゲーム内で、主人公(勇者)と登場キャラクター(ガチャで出るような感じ)の登場シーンのセリフを笑い要素を含めて〇〇プロット(1セリフが1プロット)以内に収めるというものでした。
条件をまとめると
・勇者はセリフなし(ただし会話の中に存在は入れる)
・登場キャラクター2名(勇者の仲間)と敵キャラとの遭遇シーン(笑い要素入り)
・敵キャラクター討伐後の敵キャラクターの負けを認めるセリフ
・戦闘後の敵キャラクター仲間入りのシーン
これらを書くことが試験内容。
しかも、試験を依頼されて提出までは一週間しかありませんでした。
急いでネットで検索して「ゲームシナリオの教科書」という本を買いに本屋へ走ることに。

ページ数が多いので全部は読んでいられないので、まずは関係のありそうなところを読みながら課題に取り組みますが全然筆は進まず。
記事は書いたことがあっても、キャラクターのセリフを書いたことはないし、まして笑い要素を入れながらですからね。
締め切りが迫ってくる中で、3日間は全くセリフが思いつきませんでした。
某ゲーム実況者さんの龍が如く配信を見ましたけど、課題の設定にあったセリフが思い浮かばず、最終的に参考にしたのは関西でお馴染みのあの喜劇。
締切日前日に仕上げて提出をし、締め切り後から数日後にまさかの合格通知がきました。
人間、全力を尽くして課題に挑めば道は切り開けますね。
元々はごく普通の通信建設会社に勤めていたサラリーマンですが、様々な過程を経てゲームシナリオライターに転身することができました。
人生は何があるかわからないというのを最近では体感しています。
もしあなたが
「やりたいことが見つからない」
「ライターになりたいけど何から手をつけて良いかわからない」
という人は、僕と同じように副業のブログから入ってみるのも良いと思います。
サラリーマンでも、僕の実践してきたようなことをやればシナリオライターにも慣れるということですからね。
ただブログを書くだけではスキルが上がりませんので、僕も受けた講座、参加したサロンなどで実力をつけていくことがおすすめ。
僕がそうだったように副業でブログやビジネススキルを身に付けると道が切り開きやすくなります。
すでにブログを始めている人も、上のリンクの無料講座は勉強になります。
また、ブログでありがちな「何文字書いたら良いのか」という疑問について、別記事でまとめていますので、参考にしてみてください。
まとめ
ゲームシナリオライターやシナリオライターには、経験0からでもなれます。
経験がない分、勉強したり、試行錯誤はしなければなりませんが、決して無理なことはありません。
数十万単位のお金を払ってシナリオライターの学校に通わなくても、こうしてゲームシナリオライターの道に進むことは可能です。
ただ、新しい道に進むことは勇気や覚悟、努力が入りますので、決して楽な道ではなかったと思います。
しかし、努力さえすれば新しい道に進めますので、シナリオライターに興味がある人はぜひチャレンジしてみてくださいね。
副業でもシナリオライターでもゲーム実況でも、やりたいと思ったことを一生懸命やっていけば道は切り開けますので、恐れず新たな一歩を踏み出していきましょう。
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